CBDオイルは、リラックス効果や不眠症の改善、肌荒れにも有効だとして、人気を集めています。他にもさまざまな美容・健康に役立つ作用が報告されており、ストレスや疲れが溜まりやすい現代の生活におすすめの製品です。
とはいえ、「CBDオイルがどんなものかまだよくわからない」「いろんなメーカーからCBDオイルが出ているけど、どれがいいの?」など、疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
今回は、CBDオイルの効果や使い方、メリット・デメリットなどを解説します。さらに、おすすめのCBDオイル3選も紹介するので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてくださいね!
CBDオイルとは?
CBDオイルとは、大麻草に含まれるCBD(カンナビジオール)が含まれたオイルのこと。CBDは、大麻草から抽出される生理活性物質(カンナビノイド)の1つです。
そしてベースとなるキャリアオイルに、CBDを配合したものがCBDオイル。キャリアオイルには、主にオリーブオイルやヘンプシードオイル、MCTオイルなどが使われます。
商品によって、CBDの含有量や濃度、CBD以外の含有成分などはさまざま。形状もスポイトタイプやカプセルタイプなどがあるので、自分に合う商品を見つけることが大切です。
CBDオイルの効果
CBDには、さまざまな薬理作用が認められています。今回は、CBDオイルの効果を大きく3つに分けて紹介します。
- ストレス緩和・リラックス効果
- 関節痛や肌の炎症を抑える効果
- がん・てんかんの症状を緩和する効果
ストレス緩和・リラックス効果
CBDには、「鎮静作用」が認められています。CBDの服用後、筋肉がゆるむので、身体がリラックスした状態に。さらに、CBDは神経の高ぶりを抑制するため、精神的にも落ち着きます。
心身ともに安らぎ、疲労やストレス、不安を軽減。寝る前に服用することで、不眠症の改善や、睡眠の質を高める効果も期待できます。
関節痛や肌の炎症を抑える効果
CBDには、「鎮痛作用」があることがわかっています。筋肉痛や関節痛、神経痛などの身体の痛みを和らげるために有効です。
さらに、「抗炎症作用」もCBDに認められている薬理作用の1つです。肌の炎症を抑える働きがあるので、CBDオイルがニキビや湿疹、アトピー性皮膚炎に用いられることもあります。
CBDは、身体や皮膚の痛みや炎症の緩和に効果的。最近は、CBDオイルの美容・健康分野での活用が広まっています。
がん・てんかんの症状を緩和する効果
CBDには、「抗がん作用」や「抗てんかん作用」があるという研究結果が出ています。CBDは、がん細胞の増殖や転移を抑制。てんかんの発作と結びついている脳神経の異常信号を防ぐ作用があると考えられています。
このように、命に関わる病気の症状緩和に役立つことから、最近ではCBDオイルの医療目的の応用が注目されています。
CBDオイルの使用方法
CBDオイルの使用方法は、スポイトを使って舌下投与するものが主流です。スポイトでCBDオイルを適量を吸って、舌の裏に垂らし、口の中でゆっくりとなじませます。このとき1~2分ほど時間をかけながら、しっかりと口内に染み渡らせるのがおすすめ。CBDオイルが口腔内の粘膜を通って毛細血管から吸収され、全身に循環することで効果を発揮します。
摂取量は体重40~68kgの成人の場合、1日あたりCBD量12~18mgが目安とされています。しかしCBDオイルの適量には、個人差があります。製品のCBD濃度やCBDの摂取歴によっても異なるので、まずは商品パッケージに記載されている用量を必ず確認しましょう。
スポイトタイプは、体調に合わせて摂取量を調整できます。CBDオイルを初めて使う人や、眠くなると困るシーンで服用する場合は、記載よりも少なめの量を摂取しましょう。
スポイトタイプの他に、カプセルタイプのCBDオイルも販売されています。CBDオイルの独特な味や匂いが苦手な人は、カプセルタイプがおすすめです。カプセルタイプは、一般的なサプリメントと同様に経口摂取で服用します。
CBDオイルのメリット
ここからは、CBDオイルのメリットを紹介します。
CBDオイルのメリットは、以下の4つです。
- 口から飲むだけなので、摂取が簡単
- コーヒーなどの飲み物に入れて摂取できる
- 種類豊富なラインナップの中から選べる
- 経口摂取の場合、効果の持続時間が長い
口から飲むだけなので、摂取が簡単
CBDオイルは、スポイトタイプ・カプセルタイプともに、口から簡単に摂取できます。スポイトタイプは、慣れないうちは難しく感じるかもしれませんが、継続的に使用していると、カプセルタイプよりも使いやすい場合もあります。またスポイトタイプは、体調や気分に合わせて量を調整できることもメリットです。
コーヒーなどの飲み物に入れて摂取できる
CBDオイルは、コーヒーやスムージーなどの飲み物に混ぜて飲むことも可能です。普段の生活の中で、ドリンクを美味しく飲みながらCBDを摂取できます。CBDの独特な風味が苦手な人にとっては嬉しいメリットです。
豊富なラインナップの中から選べる
CBDオイルは、CBDリキッドやCBDグミなど他のCBD製品と比べて、商品の種類が多いことが特徴です。CBDオイルを扱うメーカーも多数あります。そして、CBDオイルと一口に言っても、商品によってCBDの濃度やフレーバー、配合成分などさまざま。豊富なラインナップからお気に入りのCBDオイルを選べるのは、大きなメリットの1つです。
効果の持続時間が長い
CBDを経口摂取する場合、効果が長く続くのがメリット。CBDリキッドを吸引する場合、2~3時間で効果が消失するのに対し、CBDオイルの経口摂取は効果が6~8時間持続するといわれています。効果の即効性よりも持続性を重視する方は、CBDリキッドよりもCBDオイルがおすすめです。
CBDオイルのデメリット
CBDオイルのデメリットは、以下の2点が挙げられます。
- CBD独特の苦みや匂いがある
- 経口摂取は、効果を実感するまでに時間がかかる
CBD独特の苦みや匂いがある
CBDには独特の風味があります。CBDオイルを舌下投与する場合、苦みや匂いが苦手に感じる人も。その場合は、飲み物に混ぜて飲んだり、カプセルタイプを選んだりするのがおすすめです。
経口摂取は、効果を実感するまでに時間がかかる
経口摂取は、吸引摂取や舌下投与と比べて効果を感じられるまでに時間がかかります。CBDリキッドは、はやければ吸引後数秒~5分程度で効果を体感できるのに対し、経口摂取は30~90分程度を要します。
また摂取効率も、経口摂取より吸引摂取や舌下投与の方が良いです。吸引摂取の生体利用効率は、34~46%程度とかなり高く、舌下投与の生体利用効率は、12~35%程度です。対して、経口摂取の生体利用効率は、4~20%程度に下がる言われます。
効果をすばやく感じたい人は、同じCBDオイルでもカプセルタイプよりもスポイトタイプを選ぶと良いでしょう。
CBDオイルはどこで買えるの?
CBDオイルは、ECサイトやメーカーの直販サイトなどのネット通販で購入できます。
最近は、百貨店やドンキホーテ、セレクトショップなど、実店舗での販売も増加。CBDオイルを使ったCBDドリンクが楽しめるCBDカフェも人気が高まっています。スタッフに商品選びの相談をしたり、使い方のアドバイスをもらったりしたい場合は、お近くのショップを訪ねてみましょう。
近所にCBDのお店がない方や、さまざまなメーカーの商品を比較しながら選びたい方は、オンラインでの購入がおすすめ。
まとめ
CBDオイルとは、CBDという有効成分を配合したオイルのことです。スポイトタイプやカプセルタイプがあり、舌下投与や経口摂取で体内にCBDを取り入れます。CBDの独特な風味が苦手な方は、コーヒーやスムージーなどに入れて飲むことも可能です。
CBDは、ストレスの緩和や、身体の痛み・炎症の軽減、がんやてんかんの症状緩和など、さまざまな効果が期待できます。メーカーや商品によって、CBD濃度や含有成分、フレーバーなどはさまざま。自分に合った商品を見つけて、ぜひ毎日の健康維持に役立ててくださいね。