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酸化がCBDの品質の低下を招く?CBDオイルの正しい保存場所、保管方法を解説

酸化が品質の低下を招く?CBDオイルの正しい保存場所、保管方法を解説

国内でも認知度が高まっているCBD。今回は、CBDオイルの酸化について、そして、適切な保存方法についてご紹介します。CBDオイルは正しい知識のもと保管しなければ、酸化し、変色や品質低下を招く恐れが。正しく保存できているか、以下を読んで、確認してみてください。

そもそもCBDって何?

CBDとは?

CBDの酸化について説明する前に、そもそもCBDとはどんな成分なのかをご紹介していきます。

CBDは、大麻草から抽出される自然由来の成分のことです。

大麻と聞くと、いわゆる“ハイ”な状態になる精神作用を思い浮かべ、危険なものとイメージする方も多いかと思いますが、CBDにはそのような依存性や中毒性はありません。安全であるのはもちろん、私たちの体にいい影響を与えると話題になっている成分なんです。

具体的にどのような効果があるのかというと、

  • 睡眠補助作用
  • 抗不安作用
  • リラックス効果
  • 抗炎症作用
  • 抗菌作用

など、さまざま。

ストレス緩和から、メンタリティの改善、肌の機能改善まで、多岐にわたる効果効能を有する万能な成分なんです。

CBDオイルが酸化する理由とは?

CBD製品のなかでもポピュラーなCBDオイル。
効果がダイレクトに届きやすく、即効性が高いという点で、CBD製品の中でも高い人気を誇っています。

ただ、CBDオイルは言葉の通り「オイル」なので適切に保管する必要が。特に酸化には注意が必要です。

CBDオイルは何でできている?

CBDオイルとは、ヘンプから抽出したCBDをヘンプシードオイルやオリーブオイルといったキャリア(ベース)オイルに溶かした製品のこと。CBDオイルの大部分は、キャリアオイルによって構成されています。

例えば、CBD500㎎のCBDオイルの場合、500㎎をひいた容量はほとんどがキャリア(ベース)オイルとなります。オイルが多い製品なので、酸化しやすいという特徴があるのです。

キャリア(ベース)オイルとして一般的に用いられているのは、

  • ヘンプシードオイル
  • MCTオイル
  • オリーブオイル

など。

ヘンプシードオイルは酸化しやすく、MCTオイルとオリーブオイルは酸化しにくいと言われています。
酸化とは、酸素が油に反応して起こる現象のこと
先述した通り、CBDオイルはほとんどがヘンプシードオイルやオリーブオイルといったキャリア(ベース)オイルなので、酸化反応が起こりやすいという特徴があります。

酸化とは、空気中の酸素が油と結合して起こる現象のこと。空気や光、温度などさまざまな要因から引き起こされ、製品の劣化をもたらす可能性があるのです。

酸化するとどうなる?

酸化すると

  • 変色する
  • 異臭を放つ
  • 栄養価の低下

などといった現象が起こりえます。

キャリア(ベース)オイルの種類によってはオイルの色が異なるため、変色すると何色になるのかは一概には言えません。しかし、なんとなく黒ずんでいるように見えたり、匂いが変化したように感じたら、それは酸化している証です。

また、これらの現象が起こっているということは、オイルが空気に触れて酸化したことで、化学反応が起こり、本来のCBDの効果を大幅に低下させてしまっている状態だということ。

せっかく購入したのに、効果を感じられなくなってしまうのはもったいないですよね。

酸化以外にも品質低下を招く原因:直射日光、熱

酸化以外の注意点として、直射日光、熱にも気をつける必要があります。

直射日光

CBDオイルはほとんどが遮光性のある容器を使用していますが、直射日光があたる場所での保管は避けた方が◎。というのも、CBDオイルは光にあたることで分解速度が高まり、本来の品質を損なってしまう恐れがあるためです。窓際などは避け、光を遮断する環境を整えましょう。どうしても光が当たってしまうのであれば、タオルや紙で覆って保管するのがおすすめです。

CBDオイルは熱にも弱く、品質低下を招く恐れがあります。ヒーターやオーブン、その他熱を発する家電製品には近づけないようにしましょう。

酸化を防ぐために気をつけること

では、酸化を防ぐために気をつけるべきことは何なのでしょうか。ここからは、具体例を交えて、どのようなことに留意して取り扱うべきなのかをご紹介していきます。

キャップをしっかりと閉め、余分な空気に触れさせない

酸化を防ぐには、なによりも空気に触れる時間を減らすことが重要です。CBDオイル愛用者は1日に数回CBDオイルを使用する機会があると思いますが、使用後は、キャップをしっかり閉めることを徹底し、空気にさらさないよう留意しましょう。

高温多湿の場所は避ける

温度や湿度の環境も重要です。熱を発する家電製品の横やお風呂場などの湿度が高い場所には置かないようにしましょう。

光にさらされない場所を確保する

先述した通り、CBDオイルは直射日光のもと保管すると、品質低下を招きます。光が当たりやすい窓のそばなどは避けて保管しましょう。

おすすめの保管場所は?

温度と湿度が低く、かつ暗い場所が理想的。これらの条件を満たしている場所は、

  • 冷蔵庫
  • 戸棚のなか
  • 地下室
  • 引き出し

などではないでしょうか。

特に冷蔵庫は、直射日光が当たらず、かつ低温で湿気のない密閉空間。品質を高く保つことも期待できるため、CBDオイルの保管場所としては最適です。

賞味期限にも留意して保管する

CBDオイルは直接体内に摂取するものなので、賞味期限にも留意する必要があります。

キャリアオイルの種類によってそれぞれなので一概には断定できませんが、CBDオイルの賞味期限は大体1年~2年ほどと言われています。

とはいえ、保存方法によっては、賞味期限が必然的に短くなってしまう可能性もあります。保管場所、保存方法には十分に気を付けましょう。

また、製品ごとに賞味期限が記されているので、しっかり確認したうえで、摂取期間を定めましょう。

まとめ

CBDオイルは栄養サプリのように手軽に摂取できる製品ですが、「生もの」なので、保管方法には十分注意が必要です。せっかく購入したのに、品質が悪くなってしまったなんて状況は避けたいですよね。

最大限のCBD効果を得るためにも、適切な保存場所、保管方法の知識は大切。本来の効力を維持できる場所に保管するようにしましょう。

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