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CBDは未成年が使ってもいい?未成年者のCBD使用について徹底解説

CBDは未成年が使ってもいい?未成年者のCBD使用について徹底解説

睡眠補助効果やリラックス効果、セルフメディケーション効果など私たちの心身をサポートするさまざまな効果が注目を集めているCBD(カンナビジオール)。今回は、そんな人気を高めているCBDの「未成年者の使用」について徹底解説します!未成年者がCBDを使用する注意点やおすすめのCBD製品まで、幅広くご紹介します。

CBD製品は未成年が使用してもいいの?

CBD製品は未成年が使用してもいいの?

アメリカのマーケティング企業Briightfield groupによると、現在50億ドルのCBD市場は2023年までに280億ドルにまで成長するとのこと。今は知る人ぞ知るCBDですが、今後はより多くの人の手にわたると予測されます。

そんな中、「CBDは未成年が使っても大丈夫なものなの?」と疑問をもつ方もいるのではないでしょうか。

人の体をサポートするさまざまな効果効能があるとはいえ、体が十分に発達していない未成年にとって害はないのか、気になりますよね。

CBDに年齢制限はない

結論から言うと、CBDに年齢制限はありません。
つまり、未成年でも使用できるということです。

CBDを未成年に使わせるひとつの懸念点は、「中毒性や依存性はないのか」という不安ではないでしょうか。

しかし、CBDは大麻由来の成分ではあるものの、いわゆる“ハイ”になるような精神活性作用をもたらす成分は一切含まれていません。というのも、CBDは精神作用をもたらす成分THC(テトラヒドカンナビノール)の含有量がきわめて少ないヘンプという植物から抽出されている成分だから。

大麻から連想されるような「中毒性」「依存性」がない植物由来の安心な成分なんです。

CBDはどんな人におすすめ?

どんな人におすすめ?

CBDは、

  • 抗不安作用
  • 睡眠補助
  • 抗炎症作用
  • リラックス効果
  • メディケーション効果

など、多岐にわたる効能を持っています。

「毎晩ぐっすり眠れない」「イライラがとまらない」「緊張の日々が続いて体がずっとこわばっている」など、さまざまな悩みに対して効果を発揮する万能な成分。

そして、これらの効果は未成年者にも効果的です。例えば、
「ストレスが溜まっていてリラックスできない」
「試験勉強でイライラする……」
「子供がなかなか寝付けなくて困っている」
など、なかなか解消できない悩みを持っている未成年者やその親御さんもいるはず。
そんなときにCBDは悩みを解消し、心身をサポートする強い味方になりえるのです。

実際に、CBDの市場が拡大しているアメリカでは、若年層向けブランドからCBD製品が発売されています。2019年には、若者向けファッションブランドのアバクロンビー&フィッチとアメリカンイーグルが大麻企業とパートナーシップを結び、一部の店舗でCBD製品を発売し始めました。

CBDの効果はさまざまな人から人気を集め、若者の間でもその効果は注目されているのです。

未成年者がCBDを使用する際の注意点

未成年者がCBDを使用する際の注意点

CBDそのものは安全な成分ですが、市場が拡大してさまざまな製品が出回るにあたり、中には粗悪品や偽物があることも。注意すべきことを知り、安全な製品選びを心がけましょう。

粗悪品や違法製品を見極めるポイント

2020年、厚生労働省はCBDの輸入に関して以下の基準を発表しています。

  • 大麻草の成熟した茎又は種子以外の部位(葉、花穂、枝、根等)から抽出・製造され た CBD 製品は、「大麻」に該当します。
  • なお、大麻草から抽出・製造されたかを問わず、大麻草由来の成分であるテトラヒドロカンナビノール(THC)を含有するCBD製品は「大麻」に該当しないことが確認できないので、原則として輸入できません。
    出典:CBD(※)オイル等の CBD 製品の輸入を検討されている方へ

つまり、許可されているCBD製品は

  • THCが含まれていない
  • 茎と種子由来の成分であること

このように、CBDの製品化にあたっては厳しい基準が設けられているのです。

しかし、近年のCBD市場の拡大にあたり、個人輸入サイトが増え、検査をすり抜けたCBD製品が少なからず出回っているのも事実。また、CBDは新しい市場のため法整備が完全に整えられておらず、CBDが全く含まれていないにもかかわらずCBD製品をうたう商品も海外では多いそう。

このような粗悪品や違法商品を回避するために、CBD製品を購入するときは以下のチェック基準を設け、良い製品を見極めましょう。

①販売元と会社名の情報が明記されているか

現在、日本で販売されているCBDのほとんどが海外ブランドのもの。これらの商品は日本の正規代理店を通して売られているため、売り手である販売元や輸入元などの情報が明記されています。逆に、これらの情報が開示されていない販売サイトは、販売契約を結んでいない可能性が高いため、注意する必要があります。

②第3者機関によるチェックや認証マークはあるか

第3者機関の調査や認証マークの取得は、高い品質を誇るCBDブランドで多く用いられている品質管理法です。
例えば、さまざまなメーカーで取得されているGMP認証マークは、WHOが制定した生産プロセスの品質管理基準であり、世界基準からみても高い品質が認められている認証。
CBDは目に見えないからこそ、このような客観的な裏付けがあるかどうかも製品選びにおいては重要な基準となります。

③原産地や抽出方法の明記があるか

「製品のCBDはどこで採取され、抽出されたのか」「どのような方法で抽出したのか」このように、開発までの情報をオープンにしているかどうかも、粗悪品や違法商品を選ぶうえで大切なチェックポイントです。

これら3点のチェックを徹底し、未成年者でも安心な製品を選びましょう。

未成年者には使えないCBD製品:CBDリキッド

CBDリキッドは電子タバコを用いて摂取するタイプのCBD製品。たとえ中身が安心安全なCBD成分であったとしても、電子タバコを未成年が使用することは望ましくありません。

客観的に見て煙草を吸っていると勘違いされるかもしれませんし、CBDリキッドが煙草をはじめるきっかけになることも。

CBDリキッドでなくても効果が高いCBD製品は多くあります。CBDリキッドを未成年に使わせないよう、周りの人の徹底した見守りが必要です。

未成年者におすすめのCBD製品

未成年者におすすめのCBD製品

「では、未成年にはどんなCBD製品がいいのか?」数多くある商品から何を選ぶべきか悩みますよね。ここからは、未成年者でも取り入れやすいCBD製品をご紹介します。

CBDオイル

CBDオイルとは、CBDを配合しているオイルのこと。ほとんどのCBDメーカーから販売されているほどポピュラーな商品です。

CBDオイルのおすすめの摂取方法

舌下摂取

舌下摂取とは、CBDオイルを直接舌の裏ににたらし、すぐには飲みこまず90秒~2分ほど経過してから飲み込む方法です。
オイルを飲み込まずに舌の裏にためたまま時間を置くことで、粘膜から血中内にCBDの成分が吸収されます。舌の裏は血管が多く、血液内にCBDを送り込むことができるため、即効性が高いと言われています。

飲み物や食べ物にまぜる

オイルを口に入れることに抵抗があるお子さんや未成年者は、ドリンクや食事に混ぜて飲むと◎。ただ、舌下摂取よりは、即効性は低くじわじわと効いてくる感じです。

CBDオイルはさまざまなタイプのものが発売されています。
未成年者はCBDの配合濃度が高いと効きすぎてしまうこともあるため、まずは配合度が低いものを選ぶのがおすすめ。その他にもメーカーによってフレーバーの有無などの違いがあるため、自分の好みや体質に合わせたものを選ぶようにしましょう。

スキンケアや美容製品など

CBD製品の中にはスキンケアの一環として使える商品もあります。

例えばボディバームやクリーム、リップクリームなど。
これらの製品は、皮膚を通してCBDの成分を体内に吸収し、効果を発揮します。

例えば、

  • 肌の乾燥が気になるとき
  • 肩こりなど、体のこわばりが気になるとき
  • 睡眠前にリラックスしたいとき

など、さまざまな気分に合わせて使い方は多種多様。

ケアの延長として使えるため、未成年でも手軽に使用できます。

小さいお子さんの場合は、主治医に相談しよう

CBDは植物由来の安全な成分とはいえ、市場が発達段階であることから、まだまだ分かっていないことも多くあります。

そのため、使用に関しては十分な知識と注意が必要です。特に、小さいお子さんや薬を服用している場合は、主治医に相談して使ってもよいか指示を仰ぎましょう。

正しく使いこなせればCBDはきっと万能薬のような存在になれるはず。

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