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大麻・麻・ヘンプは何が違う?植物名と日本の法的ルールを整理

「大麻」と「麻」に違いはあるの?特徴などを徹底解説

Go Slowでは現在、CBD商品の販売を休止しています。本記事は商品の購入を勧めるものではなく、公的資料をもとにGo Slow編集部が情報を整理したものです。個別の法律上の判断に代わるものではありません。

「大麻」「麻」「カンナビス」「ヘンプ」は、まったく別の植物を指すとは限りません。植物としては同じカンナビス属を指しながら、用途、THC濃度、法律、文化的な文脈によって呼び分けられています。

呼び方と意味

  • カンナビス:植物分類や国際的な説明で使われる呼称
  • 大麻:日本語で大麻草やその規制対象を示すときに使われる呼称
  • 麻:繊維・種子・伝統利用を含む広い日本語表現
  • ヘンプ:主に低THC品種や産業利用を示す呼称。ただし法的定義は国・地域で異なる

したがって、「大麻と麻は別の植物」「ヘンプにはTHCが一切含まれない」と説明するのは正確ではありません。

THC濃度だけで世界共通に区別できるわけではない

ヘンプをTHC濃度で定義する国・地域はありますが、基準値、測定対象、栽培と製品の扱いは同じではありません。海外の数値を日本での製品適法性へ直接当てはめることはできません。

日本の栽培規制

2025年3月1日施行の制度では、原材料採取を目的とする第一種大麻草採取栽培者は、Δ9-THC濃度が0.3%を超えない大麻草の種子等を使用する必要があります。日本で大麻草を栽培するには免許が必要であり、低THC品種であれば誰でも自由に栽培できるわけではありません。

日本で流通する製品の残留Δ9-THC基準

2024年12月12日から、製品に残留するΔ9-THCについて次の限度値が設けられました。

製品区分残留限度値
常温で液体の油脂・粉末10ppm
水溶液0.10ppm
上記以外1ppm

製品が「ヘンプ由来」「CBD製品」「海外で合法」と表示されていても、日本の基準を満たすことの証明にはなりません。販売元が製品区分とロット別分析結果を確認しているかを見る必要があります。

CBDとTHCを混同しない

CBDとTHCはいずれも大麻草に含まれ得るカンナビノイドですが、作用は同じではありません。CBDはTHCと同じ酩酊作用を目的とする成分ではない一方、健康効果や安全性を無条件に保証されているわけではありません。

自生している大麻草には触れない

自生している大麻草を見つけても、採取・所持・利用しないでください。見た目や生育場所からTHC濃度や法的扱いを判断することはできません。必要に応じて自治体、保健所、警察などへ連絡してください。

まとめ

大麻・麻・ヘンプの違いは、植物学だけでなく法律と用途によって変わります。「ヘンプだから安全」「THCがゼロ」「海外で合法だから日本でも合法」と単純化せず、日本の栽培免許と製品の残留Δ9-THC基準を分けて確認してください。

参考資料

最終更新:2026年8月24日 編集:Go Slow編集部

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